- WHOフェーズ5
新型インフルエンザとは、過去に人が感染したことのない新しいタイプのインフルエンザのことです。新型インフルエンザに対して人は免疫を待っていないため、ひとたび発生すれば世界中で大流行し、人命や社会経済活動に多くの被害をもたらすことが懸念されています。
このような状況を踏まえ、本市としての新型インフルエンザの対策や行動を示す「韮崎市新型インフルエンザ対策行動計画」を10月に策定しました。このページでは、「新型インフルエンザ」についての解説と「韮崎市新型インフルエンザ対策行動計画」の概要をお知らせいたします。
■ 新型インフルエンザQ&A
Q1 新型インフルエンザとは何ですか?
A1
新型インフルエンザとは、今までヒトが感染したことがない新しいタイプのインフルエンザのことです。鳥インフルエンザは、まれにヒトに感染することがありますが、通常ではヒトからヒトには感染しません。鳥インフルエンザが変化してヒトからヒトに感染する力を持った場合が新型インフルエンザとなります。
Q2 新型インフルエンザはどのように発生しますか?
A2
新型インフルエンザは鳥インフルエンザが変化して発生すると考えられていますが、発生の仕組みは鳥インフルエンザウイルスがトリやヒトなどの体内で変化する場合(突然変異)とブタやヒトの体内で鳥インフルエンザとヒトのインフルエンザが交じり合って変化する場合(遺伝子再集合)の2通りがあります。
Q3 新型インフルエンザにかかるとどのような症状が現れますか?
A3
新型インフルエンザの原因になると考えられている鳥インフルエンザは、ヒトに感染した場合38℃以上の発熱、下痢、嘔吐、腹痛、胸痛、鼻出血、歯肉出血などの症状を引き起こし、重症化すると死にいたる可能性は高い疾患です。これがヒトからヒトに感染する新型インフルエンザに変化した場合にも似たような症状になると考えられています。
Q4 新型インフルエンザは、どのように診断するのですか?
A4
重症急性呼吸症候群(SARS)の経験等から、診断は①症状、②新型インフルエンザの疾患に接触した、あるいは流行地域に行ったなどの情報、③検査結果などから総合的に判断して行うことになると思われます。(新型インフルエンザウイルスが確認されて初めて、確定検査ができるようになります。)
Q5 新型インフルエンザは、どのようにしてヒトにうつるのですか?
A5
インフルエンザは、一般に患者の咳、痰などに含まれるウイルスを吸い込むことなどで感染します。新型インフルエンザであっても、同様になると考えられています。
Q6 新型インフルエンザに感染しないようにするにはどうしたらよいですか?
A6
インフルエンザの予防は、①十分に睡眠、栄養をとり体力を維持しておくこと、②湿度を保つこと(50%程度)、③帰宅時にうがい、手洗いをすること、④マスク(サージカルマスクが有効)、⑤人ごみを避ける、新型インフルエンザが発生した場合、⑥新型インフルエンザの流行地への旅行を控えることです。一般に上記のインフルエンザの予防方法を常日頃から実践することが大切です。
Q7 従来型インフルエンザ及び新型インフルエンザワクチンを受けたいのですがどうしたらよいですか?
A7
従来型インフルエンザのワクチンはインフルエンザの重症化予防に効果があり、市内の医療機関で接種できますが、新型インフルエンザワクチンは、新型インフルエンザが確認されてから製造できるまで6ヶ月程度必要でありますので、現時点では製造されていません。
Q8 インフルエンザに効くと言われているタミフルを買いたいのですが?
Q8
タミフルは医師から処方される薬です。医療機関を受診し、医師がインフルエンザと診断した場合に処方されます。
■ 韮崎市新型インフルエンザ対策行動計画
韮崎市では、国や県から示された「新型インフルエンザ対策行動計画」に沿って市民の生命、身体を保護するため「新型インフルエンザ対策行動計画」を策定しました。概要を以下でお知らせします。
●発生時の罹患予測
新型インフルエンザ発生の流行規模は、現時点でその流行規模を完全に予測することは難しいため、韮崎市が策定した行動計画の流行規模は国の「新型インフルエンザ対策行動計画」等を参考にして推計しました。
市人口(33,801人・・・平成17年国勢調査)の25パーセントが新型インフルエンザに罹患すると想定した場合、医療機関を受診する患者数は、入院・外来を合わせて約3,500人から約6,600人と推計されます。
●対策の考え方
新型インフルエンザ対策の目的は、各関係機関及び近隣市との連携を図り、新型インフルエンザの出現を可能な限り防止し、発生初期段階できる限り封じ込めを行なうことや、世界的な大流行(パンデミック)時における感染拡大を最小限にとどめ、社会・経済機能の低下を極力抑制することです。
このため、発生・流行時に想定される状況を念頭におき、新型インフルエンザの発生に係わる国の行動計画の段階「フェーズ」ごとに、本市における行動計画を確立し、フェーズ(段階)別主な対策としてフェーズ1からフェーズ6までの6段階と後パンデミック期に分類し、次のような対策を講じます。
◎ 「フェーズ(段階)」の定義
「フェーズ1」・・・ヒトにおいて新たな亜型のインフルエンザウイルスは検出されていない。動物においては、ヒトに感染する恐れのあるインフルエンザウイルスが存在しているが、ヒトへの感染リスクは低い
「フェーズ2」・・・ヒトにおいて新たな亜型のインフルエンザウイルスは検出されていないが、動物において循環している亜型インフルエンザウイルスが、ヒトへの感染に対してかなりのリスクをもたらす。
「フェーズ3」・・・新しいヒト感染(複数)も見られるが、ヒトからヒト感染による拡大は見られない。あるいは、非常にまれに密接な接触者(例えば家庭内)への感染が見られるにとどまる。
「フェーズ4」・・・限定されたヒトからヒト感染の小さな集団が見られるが、拡散は非常に限定されており、ウイルスがヒトに対して十分に適合していないことが示唆されている。
「フェーズ5」・・・より大きな(一つあるいは複数の)集団が見られるが、ヒトからヒト感染は依然限定的で、ウイルスはヒトへの適合を高めているが、まだ完全に感染伝播力を獲得していない。
「フェーズ6」・・・「パンデミック期」一般のヒト社会の中で感染が増加し持続している。「小康状態」までの期間。「第2波」次の大流行の時期。
「後パンデミック期」(回復期)・・・パンデミック間期への回復でこれまでの実施対策を段階的に縮小させる。
| 現在のWHOフェーズ情報 |
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新型インフルエンザの発生が認められました。 世界の状況WHOの1つの地域に属する2か国以上で、そのインフルエンザウイルスによってコミュニティレベルの感染が継続している。
我が国の状況
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●フェーズ(段階)別の主な対策
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フェーズ(段階)
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主な対策
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フェーズ1
フェーズ2 |
・インフルエンザサーベイランスの実施 (情報収集・提供) ・鳥インフルエンザ対策の推進 |
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フェーズ3
(発生前期) |
・インフルエンザ予防対策の普及啓発 ・県内発生時(鳥)には相談窓口の設置 ・インフルエンザ予防周知の徹底及び異常兆候の早期把握 |
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フェーズ4
(発生初期) |
・市内発生又は発生の恐れがある場合、韮崎市新型インフルエンザ対策本部の設置 ・サーベイランス(監視・情報収集)の強化 ・相談窓口の拡充 ・市内で発生した場合の徹底した封じ込め対策による拡大防止 ・新型インフルエンザ情報を市民に向け積極的に提供 ・診療機関との連絡調整 ・関係機関と連携した情報共有と対策の強化 |
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フェーズ5
(集団発生期) |
・韮崎市新型インフルエンザ対策本部の強化 ・県内発生時には「流行警戒宣言」の発令 ・感染拡大及び患者急増に備えた医療体制の確保 ・発生情報等の迅速な把握 ・予防対策励行の呼びかけ ・不要不急の集会等の自粛要請とライフライン確保への協力要請 ・学校等への休業措置要請 ・適切な情報提供による混乱防止 |
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フェーズ6
(大規模発生期) |
・韮崎市新型インフルエンザ対策本部の再強化 ・県内発生時「非常事態宣言」の発令 ・大流行に備えた全庁的な体制の再構築 ・社会機能の維持及び社会不安の解消とパニック防止 ・ライフラインの確保 ・全医療機関に診断、治療の要請 ・社会活動の制限強化 |
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後パンデミック期
(回復期) |
・国、県の情報を踏まえ「流行終息宣言」の発令 ・本部長の判断により市対策本部の解散 ・対策の評価 ・流行の再燃に備えた計画の見直しと体制改善 |
●新型インフルエンザが発生したとき
新型インフルエンザが市内に発生した場合又は発生の恐れがある場合には、市長を「本部長」、副市長及び教育長を「副本部長」として『韮崎市新型インフルエンザ対策本部』を設置し、対策本部会議を開催して、発生時の初動対応及び感染拡大防止等を速やかに行います。
なお、新型インフルエンザの発生状況に応じて本部長は次のような宣言を行います。
「流行警戒宣言」・・・市内に発生や県内発生で集団発生が見られた場合に発令します。
「非常事態宣言」・・・一般社会で急速に感染が拡大している場合に発令します。
「流行終息宣言」・・・国の終息宣言を受け本部長が適当と判断した場合に発令します。
●市民の皆様へ予防対策の協力を要請します
新型インフルエンザに伴う健康被害を最小限にとどめるために、新型インフルエンザの発生の恐れが出た時に、市民の皆様に感染予防と感染拡大防止の徹底を図る目的で次の事項について協力を要請します。
・不要な外出は避けるよう要請します。
・大衆が集まる施設等の出入りの自粛を要請します。
・マスク(サージカルマスクが有効)の着用を要請します。
・手洗い、うがいの励行を要請します。
・体調不良時には休養優先するよう要請します。
・インフルエンザを疑う症状の場合、医療機関の専門外来で早期受診をするよう要請します。
・市民への家庭内備蓄物(食料・生活必需品・医薬品・飲料水等)日用品の備蓄に努めるよう要請し ます
●韮崎市新型インフルエンザ対策行動計画(本編)
・ 「韮崎市新型インフルエンザ対策行動計画」(対応フローズ)
・ 「韮崎市新型インフルエンザ対策行動計画」(フェーズ別行動一覧)
■ 新型インフルエンザに関する情報
新型インフルエンザの状況等の情報は次の機関のホームページで確認できます。
関連ホームページ : 国立感染症研究所ホームページ
関連ホームページ : 外務省・外務省海外安全等のホームページ
関連ホームページ : 山梨県感染症情報センター
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