感染症予防について

2013年3月25日

 「微生物」は細菌やウイルスのようにごく小さな生物で、人の身体、自然環境中、動物、飲食物などいたるところに存在しています。

 人の身体では、皮膚表面、鼻から気管・肺などの呼吸器、口から胃腸などの消化管などに多く生存し、ほとんどは人体に害をおよぼすことなく共存しています。これらの菌を「常在菌」といいます。常在菌はどちらかといえば、病気を起こす微生物から人の身体を守ってくれています。

 一方で種類は少ないですが、人の体内などで増殖し、病気を起こす微生物があります。これを「病原体」といい、感染症の原因となります。

 感染症を防ぐには、「病原体が体内に侵入する感染経路を断ち切ること」、「体内に侵入しても病気を起こすまでに増殖させないこと」が主な対策です。

感染症を予防する生活習慣

うがい手洗い

 感染症予防の基本中の基本です。外出先から帰宅した際には、念入りにうがい手洗いをしましょう。

 

 机・水道栓・ドアノブ・エレベーターのボタン・吊革などに付着した病原体が、手を介して口、目、鼻などの粘膜から体内に入り感染します。

 石鹸によるこまめな手洗いが、感染の機会を少なくします。

 

 厚生労働省の「手洗いの手順(PDF)」のページを参考にしてください。

咳エチケット

 咳やくしゃみをしたときのしぶきにはウイルスが含まれています。マスクをすることで、自分のしぶきで他人にうつさない注意をしましょう。

 

  • 咳・くしゃみの際にはティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りの人から顔をそむけましょう。
  • 使用後のティッシュは、すぐにフタ付きのゴミ箱に捨てましょう。
  • 症状のある人はマスクを正しく着用し、感染防止に努めましょう。

湿度・換気

 室内の換気をこまめにおこない、湿度にも注意しましょう。

 インフルエンザは乾燥した空気を好みます。濡れタオルなどを室内につるしておくことで、湿度をあげることができます。加湿器を使う場合は、清掃・掃除をこまめにして、カビや雑菌が繁殖しないように注意しましょう。

 インフルエンザにかかった人がくしゃみをした後には、空気中に長時間ウイルスが残っているため、換気をおこなってウイルスを減らすようにします。

 ノロウイルスによる感染性胃腸炎でおう吐した場合も、空気中にウイルスがまき散らされるため、換気が重要です。

予防接種

 インフルエンザワクチンは、感染後に発病する可能性を低減させる効果と、インフルエンザにかかった場合の重症化防止に有効と報告されています。流行前に予防接種を受けましょう。

 65歳以上の方には接種費用の補助があります。

 

 また、麻しん(はしか)はかかると重症になりやすい感染症です。妊娠中の女性がかかると、早産や流産を起こす可能性もあります。風しんも妊娠初期にかかると、胎児に先天的な疾患を引き起こすことがあります。感染を防ぐため、積極的に予防接種を受けましょう。(妊娠中の女性は接種することができません。)

規則正しい生活を

 バランスの良い食事、十分な休養・睡眠、適度な運動、身体を清潔に保つことなど、もしも病原体が身体の中に侵入してしまっても、体内で増殖させないような健康な身体をつくることも、感染症を防ぐために大切なことです。

 

 

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