市民記者レポート(歴史・文化)
Vol.26 Work Expo2023韮崎しごと博覧会
まちなかツアー〜韮崎宿の今昔物語:小林一三ゆかりの地を巡る〜に参加させて頂き、韮崎のまちなかを散策してきました。ふるさと偉人資料館にて学芸員さんから丁寧な説明をして頂き、いざまちなかへ。猛暑のなか小林一三ゆかりの地を巡ってきました。とくに、中宿分家の御当主のご厚意により特別に小林一三少年と、後の小林小六韮崎町長の過ごしたお部屋を見学させて頂きました。小林一三少年が縁に座って眺めたお庭に、佇んでいると思うと感無量でした。
普段車で走り過ぎる商店の一つ一つに歴史があり、韮崎宿という時代の人々の、韮崎への想いが今も息づき、韮崎の街を作っているのだ、と歩きながら実感しました。
投稿記者 有沢 千花子さん
Vol.25 穂坂町鳥の小池と観音岳の農牛
鳥の小池と鳳凰山
穂坂町宮久保に「鳥の小池」という池があります。
その昔、水不足に悩んだ村人が鳳凰山に登って雨乞いをしました。山の神様がそれを哀れみ、農牛と農鳥に命じて池を掘らせました。夜中に掘って、農鳥が夜明けを告げると山に引き上げていました。ある日、農鳥が夜明けを告げるのを忘れてしまい、農鳥は急いで山に飛んで帰りましたが、農牛は帰ることができずに石と化してしまいました。それからは春になると山に積もった雪が溶け、観音岳に農牛の形が現れるようになりました。この形が現れるのを農作業を始める合図にしているともいわれています。
鳥の小池には水鳥がたくさん来ていました。春が近づいている気配がします。もうすぐ鳳凰山にも農牛が姿を見せることでしょう。
投稿記者 小尾 智子さん
Vol.24 民話の大型紙芝居
大型紙芝居制作の様子
韮崎市中央公民館には、30年ほど前に市教育委員会が中心となって作った韮崎の民話の大型紙芝居が残されています。年月が経つうちに、劣化、紛失してしまいましたが、朗読サークルにより再び活用されるようになったことをきっかけに、市内11町の民話の大型紙芝居をもう一度揃える取り組みが始まりました。
今年度の制作は、7作目で、藤井町の民話「河童のきず薬」です。市内在住の画家、羽中田桂子さんに下絵を依頼し、ボランティアの皆さんが色を塗って仕上げます。大型の紙芝居なので、輪郭線の黒色を、はっきりと太く残すことを意識しました。楽しく韮崎の文化に触れることができたと思います。
韮崎市中央公民館では、市民一人ひとりが豊かで文化的な暮らしを送ることができるよう、大型紙芝居の制作以外にも年間を通してさまざまなイベントを開催しています。「何かをやってみたい!学んでみたい!」という気持ちを大切に…。気軽に参加してみては、いかがでしょうか。
投稿記者 樋口 敦一さん
Vol.23 花展
1月28日(土曜日)と29日(日曜日)の2日間、ニコリのオープンスペースで「2023年花展」が開催され、韮崎市伝統いけばな子ども教室に通う生徒さんの作品およそ20点が展示されました。「希望」をテーマにしていて、春らしい花が使われた展示となっていました。
講師の牛山二美子さんは「新型コロナウイルスの影響で、新春の花展を、なかなか開催できずに苦しんできた分、およそ3年振りに開催ができて本当に嬉しいです。2日間の展示ですが、観覧者の皆さまの心に寄り添う展示になれば幸いです」と話してくれました。
韮崎市伝統文化いけばな子ども教室では、多くの生徒さんたちが活動しています。毎月第4土曜日の午前中に、ニコリの和室か工作室で活動していますので、興味のある方はぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。
投稿記者 樋口 敦一さん
Vol.22 学園祭~コロナから社会情勢まで、中学生も翻弄される
地域中学校の評議員を務めているので、来賓として、学園祭に招かれました。学園祭中、もっとも印象的だったものは、防犯をテーマにした3年生の女子生徒の弁論発表「弱さを見せる勇気」です。
安倍元首相が銃殺された事件から話は始まりました。「生まれたときから、テレビ越しではあるけれど、いつも会う人のように感じていた人が、この平和な日本で、また、みんなの前で銃殺されるとは信じがたく、ものすごい衝撃を受けた」と話は進みました。捕まった犯人が、見た目ごく普通の青年だったことも、さらに追い打ちをかけ、その後のニュースを聞きながら、「なぜ誰も彼を助けてあげられなかったのだろう」と考えが及んだそうです。
弱さを見せ、悩みを打ち明ける友達がいない人やヤングケアラーなど親を頼れる状況にない人には、SNSを通じて、同じ悩みを持つ人とつながることもできると励ましていました。
また、自身が悩み、落ち込んでいる様子を母親が察してくれ、打ち明けることで、心が軽くなる体験をしたことも明かしてくれました。
結びに、人の心の傷は見えないものだから、弱さを見せる勇気を持って欲しいと呼びかけました。
子どもたちもこのような事件や社会情勢に翻弄されているようですが、その中でも学びがあり、また、学校や家庭のあり方も問われているなと感じました。
投稿記者 稲葉 美鈴さん
Vol.21 若宮八幡宮神楽団
練習の様子
夜の若宮八幡宮に足を運んでみると、若宮八幡宮神楽団の皆さんが7月30日に開催が予定されている若宮八幡宮例大祭で奉納する神楽を練習していました。毎年、お祭の1ヶ月前から、祝日・日曜日以外の夜に練習をされていて、見学も大歓迎だそうです。
「神楽は女性の神さまの気を引くための舞」と教えてくれたのは、団長の野田泰男さん。「好きでないと続けられない。本格的に覚えるとなると10年はかかる」という言葉から、重く、長い歴史を感じました。
団員は現在19名。市内の神社には今も神楽殿が残っている所がありますが、舞うことができる人数が少なくなってきていて、地域同士、協力しながら続けているとのことでした。本番が今から楽しみです。
投稿記者 樋口 敦一さん
Vol.20 大公寺
大公寺のアジサイ
旭町にある大公寺には1000株を超える様々な品種の紫陽花が植えられていて5月下旬から6月中旬に見頃を迎えます。旧甘利小学校の卒業生が「大公寺を韮崎の紫陽花寺にする会」を結成し、植樹や水やりなどの管理を行っているそうです。5月下旬現在はまだほとんどの紫陽花が色付く前でしたが、6月には綺麗な紫陽花が見られそうです。
また、境内には市の指定文化財である「木造金剛力士立像」があり、「大公寺の鐘」も見ることができます。ぜひ、足を運んでみてください。
投稿記者 井上 美香さん
Vol.19 韮崎の剣道!嵐峰会
練習の様子
毎週、木曜と土曜の夜に、韮崎北東小学校の体育館で練習に励んでいる嵐峰会剣道スポーツ少年団。指導者の横森優先生にお話しを伺うと、「嵐峰会は、韮崎高校サッカー部の礎となった岩崎鋭市郎先生のあだ名「嵐」から名付けられました。韮崎高校剣道部のOBと一緒に子どもたちを指導し、単純に勝ち負けを求めることはせず、相手を思いやる心の育成に力を入れています。」と教えていただきました。
環境美化活動にも取り組むことで、地域密着型のスポーツ教室を目指しているそうです。体育館に響き渡る竹刀の音は、子どもたちがこれから元気に活躍していく姿を想像させてくれました。
投稿記者 樋口 敦一さん
Vol.18 新府城跡散策
満開のツツジ
木々の新緑が眩しい季節、韮崎市中央公民館主催の歴史再発見ウォークに参加しました。場所は、国史跡・新府城。北側の帯郭をとおり、南の丸馬出で富士山を眺め、本丸に到着。能見城跡や八ヶ岳の眺めが素晴らしいです。
足元には春の花が咲き、ツツジも満開でした。
武田勝頼公の時代に想いを馳せながら、森林浴を兼ねて、小道を散策してみてはいかがでしょうか。
投稿記者 小尾 智子さん
Vol.17 韮崎の美術!韮美会
作品(提供):長坂岩雄さん
例年、ニコリで開催される「韮美展」を主催する韮美会代表の長坂岩雄さんに韮美会についてお話しを伺いました。
長坂さんは、「韮美会は、美術に情熱を持つ人達が集まり、自己研鑽に努め、会員相互の親睦を深めるとともに、展覧会の開催を通して郷土の美術文化向上に資することを目的に結成されました。様々なアーティストにより生み出される作品は、展覧会場で融和、調和し、それぞれ魅力が増します。これからも郷土に新しい風を送り続けたいと思います」と話してくれました。 今年の「韮美展」は5月3日から8日まで。郷土の美術に触れてみましょう。ぜひお出かけください。
投稿記者 樋口 敦一さん
Vol.16 旭町の大型紙芝居完成!
紙芝居の表紙
韮崎市中央公民館で、昨年11月から彩色ボランティアにより制作していた大型紙芝居(大きな段ボールに描いています。)、「さわら池の赤牛伝説」が完成しました。
絵は市内在住の画家、羽中田桂子さん、文は韮崎市中央公民館によるもの。今回の作品は、6作目で、今後、希望者に貸出して行く予定とのことです。
【これまでの作品】2016年「鍛冶屋堀のお菊(清哲町)」、2017年「つぶら姫(円野町)」、2018年「縁切り橋(中田町)」、2019年「為朝さん(神山町)」、2020年「甘利のお不動さん(大草町)」
次はどの地区のお話になるのか楽しみですね♪
小型のものも作って図書館に寄贈してあるそうですので、そちらもぜひご利用ください。
投稿記者 小尾 智子さん
Vol.15 武田八幡宮御鎮座1200年
武田八幡宮
神山町にある武田八幡宮は、武田王(日本武尊の子)を祀るために、822年に建立されました。
その後、甲斐武田家の祖である武田信義公が、本社・末社などを建造し、武田家の氏神としたそうです。国の重要文化財に指定されている本殿は、1541年に、武田信虎公・信玄公により再建されました。
今年は武田八幡宮御鎮座1200年の節目の年。10月には大祭も行われる予定です。
韮崎市のパワースポットでもあります。今年の祈願に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
投稿記者 小尾 智子さん
Vol.14 苗敷山穂見神社
奥宮へ続く階段
旭町にある苗敷山は、五穀豊穣を祈願する信仰の山です。里宮から登った参道沿いには、丁石が所々に残っています。途中に大鳥居があり、以前はそこから山頂が望めましたが、今は周りを木々が囲んでいます。
奥宮に続く長い階段は、苔むしています。この奥宮は1736年に再建。本殿、拝殿、神楽殿が直線的に並んだ造りで、彫刻も見事です。
11月21日に教育委員会の閏間さんの案内で、苗敷山穂見神社の歴史再発見ウォークが開催され、参加者に資料集と記念缶バッヂが配られました。
機会があったら、ぜひ登ってみてくださいね。途中、迷いやすい箇所もあるのでご注意くださいね。
投稿記者 小尾 智子さん
Vol.13 気になるバス停「子の神前」
バス停「子の神前」
以前から気になっていた路線バスの停留所「子の神前」周辺を散策してみました。
「若尾地区の氏神様がこの下にあります…」と書いてある看板を横目に、急な坂道を下っていくと、そこには神秘的な世界が広がっていました。若尾地区の五穀豊穣を祈願して建立された小さな神社、子の神社(ねのかみしゃ)。縁結びや安産の神さまとしても信仰されているそうです。周囲の山々や田んぼや畑を大切に想う方々の気持ちを感じる場所でした。
宝探しのような気持ちでふらりと訪ねてみてはいかがでしょうか。
投稿記者 樋口 敦一さん
Vol.12 武田勝頼新府入城440年
御城印と武将印
天正9年(1581年)12月24日、新府城に武田勝頼公が入城してから440年が経ちます。
韮崎民俗資料館では、記念の「御城印」と勝頼公、勝頼公の奥さんの桂林院殿、新府城の築城に携わったとされる真田真幸の3種類の「武将印」を販売しています。
新府城を訪れて武田勝頼公を偲んだ後、ぜひ民俗資料館にも足を運んでみてください。縄文ドキドキ総選挙で全国2位に輝いたミス石之坪も展示されています!
投稿記者 小尾 智子さん
Vol.11 姫宮神社と鏡石
鏡石
船山橋の北詰に姫宮神社があります。災難除、水陸交通安全の神様として崇拝されています。
拝殿の右隣に鏡石が置かれています。山岳信仰のひとつである、「富士講」を行った人たちにより、宝暦7年(1757年)に遥拝所として建立されたそうです。高さ1.3メートルの台石の上に、直径76センチメートルのドーナツ型の鏡石。その鏡石から遥拝する霊峰富士…
富士山を撮影するスポットとしても素敵な場所のひとつです。ぜひ、ご覧になってみてはいかがでしょうか
投稿記者 小尾 智子さん
Vol.10 隠れスポット!巌宮諏訪神社
巌宮神社の巨岩
巌宮(いわみや)諏訪神社は穴山町の久保公民館の近くにあります。
針葉樹に囲まれた場所で、本殿のすぐ後ろには、地蔵ヶ岳のオベリスクにも似ている巨大な岩が!不思議なパワーを感じます。
2匹の狛犬がお出迎えしてくれる境内では、流れる小川の音に耳をすませてみてください。とても心が落ち着きますよ。
市内各地区にあるパワースポットにあわせて、巡ってみてはいかがでしょうか?
投稿記者 小尾 智子さん
Vol.9 穂見神社でパワーを充電
根の神石
作家で旅人のキャメレオン竹田さんが選んだ市内のパワースポットのひとつに、穴山町の穂見神社があります。神社の前を流れる小川にかかるアーチ形の石橋を渡り、本殿脇にある遊歩道をのぼると「根の神石」と言われる巨霊石が!スサノオノミコトの神霊がこもっていると信仰されている巨岩の上に、御神木として祀られている木が、根を這わせて力強くそびえています。
溢れ出るパワーをいただきに訪れてみてはいかがでしょうか?
投稿記者 小尾 智子さん
Vol.8 韮崎大村美術館のボランティア活動
ボランティアスタッフ
韮崎大村美術館でボランティア活動ができるのをご存知ですか?展示室内でお客さまの観賞補助やワークショップなどのイベント補助、美術館の庭や駐車場周辺の草取りや清掃、幸福の小径にある彫刻作品のメンテナンス、また、広報活動としてポスターなどの発送業務などをお手伝いしています。仲間と笑い話に花を咲かせながら、今日も作業は進みます。
四季折々の展示に囲まれていると、「心が苦しい時こそ、絵を見て原点回帰する」という大村智館長の言葉が胸に響きます。関係者の皆さんも、とても優しい方ばかり。手と手がつなぐ美術館だなとあらためて感じました。
※韮崎大村美術館では、ボランティアスタッフを随時募集しています。詳しくはお問い合わせください。23-7775
投稿記者 樋口 敦一さん
Vol.7 パワースポット當麻戸神社
御供石
作家で旅人のキャメレオン竹田さんが選んだ、市内パワースポットのひとつに、藤井町の當麻戸(とうまと)神社があります。
社記によると、元旦に御供石と呼ばれる大きな石の上にお供え物をすると、羽に白い斑模様がある烏がやってきて、お供え物を口にくわえて飛び立ち、神田に置いたそうです。神田は上・中・下に分かれていて、置いた場所によって、その年の豊凶を占い、五穀豊穣を祈願したという「烏飼いの神事」が毎年行われていたようです。
安芸の宮島、信州の戸隠とあわせて、「日本三か所烏飼い霊場」と称えられている神社です。そんな由緒ある神社のパワーをもらいに、訪れてみてはいかがでしょうか。
※お出かけの際は、感染状況などを確認し、感染症対策の徹底をお願いします。
投稿記者 小尾 智子さん
Vol.6 円野町の子育地蔵尊
子育地蔵
鳳凰三山のひとつ、地蔵ヶ岳には、祈願すると子宝に恵まれるといわれている、お地蔵さんが置かれている「賽の河原」という場所があります。
「祈願したいけれど、山に登るのは難しい…」という方も多いのではないでしょうか。そんな方も大丈夫!実は、円野町上円井の荒倉山林道入口に、子育地蔵尊があるんです。ご本尊に祈願して、お地蔵さんを一体持ち帰り、朝晩祈願。満願した時は、石仏を一体用意して、借りていたお地蔵さんと一緒に返すと子宝に恵まれるといわれています。延命と厄除けの地蔵尊でもありますので、ぜひ祈願に訪れてみてはいかがでしょうか。
※お出かけの際は、感染状況などを確認し、感染症対策の徹底をお願いします。
投稿記者 小尾 智子さん
Vol.5 たなばたさま
たなばたさまの展示物
もうすぐ七夕ですね。今、市内ではお昼や夕方のチャイムが「たなばたさま」です。これは穴山町出身の権藤はなよさんによる作詞だからです。ご当地ソングになったらいいなと思いますが、それには強力なライバルがいます・・・そう、作曲者です。作曲は、「花火」「野菊」といった唱歌のほか、校歌を1,000曲以上手がけている偉大な作曲家・下総皖一さん。埼玉県の加須市出身です。
5年前、加須市にある"おおとね童謡のふる里室"に足を運んだ時、展示物に穴山町の名前や穴山さくら公園にある歌碑の写真があるのを目にしました。「下総皖一を偲ぶ会」の皆さんが穴山町を訪れ、撮影したそうです。展示物は現在、加須市のアスタホールに移されているとのことでした。
地域を越えて、郷土の偉人を愛し、大切に後世に伝えていければいいなと感じました。
投稿記者 稲葉 美鈴さん
Vol.4 大調和会~山梨巡回展~
大調和会~山梨巡回展~
ニコリ地下1階で開催している第59回大調和会~山梨巡回展~へ行ってきました。大調和会が実施している大調和展(例年、東京で開催)の作品中、山梨の方の作品を中心に取り上げた巡回展です。
第1回大調和展の会長でもある武者小路実篤の言葉に「全ての人が自分に託された生命をできるだけ美しく開花させることが人間の任務だと信じている」というものがあるそうです。この言葉どおり、人の和を尊びつつ、個性を豊かに花咲かせることに努める創造精神を間近に感じることのできる素晴らしい展覧会でした。
今回は7月4日、日曜日まで。毎年実施されているそうなので、今年見逃してしまった方は、来年の開催を楽しみにしてください。
投稿記者 樋口 敦一さん
Vol.3 日中水墨画の輝き
韮崎大村美術館入口
雨や曇りの日が続いても、韮崎市には近場で美術を楽しめる場所があります。神山町にある韮崎大村美術館です。現在、企画展「日中水墨画の輝き」が開催中!墨の濃淡や筆使いで表現される、中国の街並みやしんしんと降り積もる雪景色、勢い良く流れる黄河などが楽しめます。日本と中国、それぞれの繊細さや斬新さを墨で味わえる貴重な体験ができ、自分の中の「美」を深める大切な時間となりました。
企画展は8月29日、日曜日まで。ぜひ水墨画の世界を楽しんでみてください。
投稿記者 樋口 敦一さん
Vol.2 細田さだの展が開催中!
細田さだの展入口
ニコリ1階のふるさと偉人資料館で、開催中の「細田さだの展」に行ってきました。当時は、経済的な事情や農業の手伝いなどで、今と同じように女性が学校に通うことが大変だったようです。生活への理不尽さの中に芽生えた教育への熱い想いで、子育てをしながら、裁縫専科正教育免許を取得し、今の中田町小田川に裁縫の女学校を開校するなど、並外れた努力の結晶を肌で感じることができました。
展示は3月21日(月曜日・祝日)まで。ニコリに足を運んだ際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
投稿記者 樋口 敦一さん
Vol.1 「法性甲山」永岳寺と法性の兜
法性甲山 永岳寺
武田信玄公が使っていた有名な「法性の兜」は大草町にある永岳寺が所有し、献上した兜だという伝承があります。献上したお礼として、もともと「法性山」と三文字の山号に「甲」の一文字が授けられたといわれています。昨年度、韮崎市中央公民館で作成された「甘利のお不動さん」という大型紙芝居の舞台もこのお寺です。
今年は信玄公生誕500年の記念の年!信玄公ゆかりの地を訪れてみてはいかがでしょう?
投稿記者 小尾 智子さん
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財務政策課 政策調整担当
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更新日:2023年09月01日