雲版

更新日:2020年03月31日

黒い銅で出来ており、円形で上部が雲の形で左右型取られている雲版の写真

銅製で直径43~48.5センチメートル、直径7センチメートルの撞座、重量9.75キログラムの大きさです。
 撞座をはさんで「甲州瑞光禅寺」と「至徳二年八月」の銘があります。

 雲版は、禅宗をはじめとして各宗派の中で、斎粥・法要の際に進退の合図のために打ち鳴らされたものです。
 多くのものが雲の形をしていることから、この名前が付いたといわれています。火版と呼ばれることもあって、中国では宋の時代から使われていたようです。

 瑞光寺は都留郡に所在した寺院です。

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雲版

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