願成寺阿弥陀三尊像

更新日:2020年03月31日

中央の阿弥陀仏は蓮の花の上に座っており、両脇に観音菩薩が立っている願成寺阿弥陀三尊像の写真

願成寺阿弥陀三尊像

 神山町の願成寺に安置されている阿弥陀三尊像です。
 武田氏歴代の位牌堂の本尊として御霊殿に安置されています。
 三尊像は内刳りで桧材の寄木造りで、粉溜の像で中尊の坐高は86センチメートル、脇侍の観音菩薩は像高89センチメートルの立像、勢至菩薩は像高102センチメートルです。
 彫りは浅めですが、衲衣の描く線は流麗ですっきりしています。頬から顎にかけてのふくよかな肉どりは鎌倉時代の豊麗さをもち、両肩の張りの強い曲面との調和が取れています。
 境内には国指定文化財の「 木造阿弥陀如来及び両脇侍像 」や市指定文化財の「願成寺の五輪塔」があります。

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願成寺阿弥陀三尊像

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