韮崎市文化財保存活用施設基本構想 ~ 市民の夢設計書 ~

更新日:2023年05月24日

  韮崎市には、国史跡である新府城跡に加え、国重要文化財である武田八幡宮本殿、国登録記念物の徳島堰や大村智博士の生家である国登録文化財・大村家住宅、さらに、市指定無形民俗文化財・綾棒踊りに加えて、日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」の構成文化財である石之坪遺跡や女夫石遺跡のほか、多種多様な文化財が数多くあります。また、平成10年に開始された新府城跡の発掘調査では、近年、本丸北側での門跡や本丸を取り囲んでいたと推定される石築地などの新たな発見が続き注目され、全国的な城郭ブームも相俟って訪れる方が増えています。

  このような人々を魅了する本市の文化財は、韮崎の地が、先人たちの「夢」を生み、育み、実現してきたからこそであり、たとえば新府城は新しい府中としての夢の結果であり、そのような夢を語り、叶えてきた歴史とアイデンティティーがこの韮崎にはあふれています。先人たちの想い、実現してきた夢を学び体感することは、現在・将来の市民が自らの夢の実現、生き方の羅針盤となるものです。

  本市における文化財の保存・活用のさらなる推進を図るために、建物の老朽化が進む民俗資料館の更新にあわせ、市内に分散する文化財の適切な収集保存・調査研究を行う埋蔵文化財センター機能と新府城を核とする先人が育んだ歴史文化資源の市内外への発信拠点として、そして市民の郷土に対する誇りの醸成や関係人口の増加に寄与する施設づくりを市民の皆さまとともに響き渡る活動(響動活動)を通じて目指すための構想を「韮崎市文化財保存活用施設基本構想~市民の夢設計書~」として、市民の代表者や有識者の方々と共にまとめました。

 

          韮崎市文化財保存活用施設基本構想

 

 

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