フレイル予防について

更新日:2024年04月04日

みなさんはフレイルという言葉を聞いたことがありますか?令和2年度に韮崎市介護保険交付説明会等でフレイル認知度のアンケートを実施しました。「フレイルという言葉も内容も知らない」と回答した人は99人で全体(241人)の41.1%でした。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、自宅で過ごす時間が長くなり、 活動時間が短くなるとフレイルが心配されます。 いつまでも元気で過ごすために、介護予防に取り組み、健康寿命の延命を目指しましょう。

フレイルとは?

微笑む高齢者

 「フレイル」とは、高齢期に病気や老化などの影響を受けて、心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながり)を含む生活機能が低下し、要介護状態となる危険性が高い状態を示します。つまり、健康と要介護の中間であり、心身が衰え始めた状態です。フレイルの状態になったとしても、予防を行うことにより、健康な状態に戻ることができます。早めの気づきが大事です!

フレイル予防のために大切なことは?

フレイルの3つのポイントのイラスト

フレイルの予防には「栄養・口腔」「身体活動」「社会参加」が重要な柱となります。 「いろいろな食品をバランスよく食べ、よく体を動かし、地域や社会との関わりを持つことを日頃から意識することにより、フレイルを予防することができます。 フレイルの状態になったとしても、適切な取り組みを行うことで健康な状態にも戻ることが可能です。

外出自粛時のフレイル予防のポイント!!

食生活・口腔ケアのポイント

  • 3食バランスよく食べて、規則正しい生活を心がける。
  • 毎食後、寝る前に歯磨き、義歯の手入れをする。
  • しっかり噛んで食べる、歌の練習をする、早口言葉を言うなどして、口の周りの筋肉を保つ。

人との交流のポイント

  • 家族や友人と電話で話す。
  • 家族や友人と手紙やメール、SNS等を活用し交流する。
  • 買い物や移動など困ったときに助けを呼べる相手を考えておく。

運動のポイント

  • 人込みを避けて、一人や限られた人数で散歩する。
  • 屋内や屋外でできる運動(ラジオ体操、スクワット等)を行う。
  • 家事(掃除、調理等)や農作業で身体を動かす。
  • 座っている時間を減らし、足踏みをする等身体を動かす。

フレイル予防体操 実践編

フレイル予防体操(首と肩)
フレイル予防体操(上半身と足)

韮崎市一般介護予防事業について

韮崎市では、一般介護予防事業を行っています。詳細についてはこちらをご覧ください。

令和6年度介護予防マップ 表
令和6年度介護予防マップ 裏

この記事に関するお問い合わせ先

長寿介護課 介護予防担当

〒407-0024
山梨県韮崎市本町三丁目6番3号
電話番号:0551-23-4313
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