フレイル予防について
みなさんはフレイルという言葉を聞いたことがありますか?令和2年度に韮崎市介護保険交付説明会等でフレイル認知度のアンケートを実施しました。「フレイルという言葉も内容も知らない」と回答した人は99人で全体(241人)の41.1%でした。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、自宅で過ごす時間が長くなり、 活動時間が短くなるとフレイルが心配されます。 いつまでも元気で過ごすために、介護予防に取り組み、健康寿命の延命を目指しましょう。
フレイルとは?

「フレイル」とは、高齢期に病気や老化などの影響を受けて、心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながり)を含む生活機能が低下し、要介護状態となる危険性が高い状態を示します。つまり、健康と要介護の中間であり、心身が衰え始めた状態です。フレイルの状態になったとしても、予防を行うことにより、健康な状態に戻ることができます。早めの気づきが大事です!
フレイル予防のために大切なことは?
フレイルの予防には、「栄養・口腔」「身体活動」「社会参加」が重要な柱となります。 「いろいろな食品をバランスよく食べ、よく体を動かし、地域や社会との関わりを持つことを日頃から意識することにより、フレイルを予防することができます。 フレイルの状態になったとしても、適切な取り組みを行うことで健康な状態にも戻ることが可能です。
外出自粛時のフレイル予防のポイント!!
食生活・口腔ケアのポイント
- 3食バランスよく食べて、規則正しい生活を心がける。
- 毎食後、寝る前に歯磨き、義歯の手入れをする。
- しっかり噛んで食べる、歌の練習をする、早口言葉を言うなどして、口の周りの筋肉を保つ。
人との交流のポイント
- 家族や友人と電話で話す。
- 家族や友人と手紙やメール、SNS等を活用し交流する。
- 買い物や移動など困ったときに助けを呼べる相手を考えておく。
運動のポイント
- 人込みを避けて、一人や限られた人数で散歩する。
- 屋内や屋外でできる運動(ラジオ体操、スクワット等)を行う。
- 家事(掃除、調理等)や農作業で身体を動かす。
- 座っている時間を減らし、足踏みをする等身体を動かす。
フレイル予防体操 実践編
山梨県福祉保健部健康長寿推進課 かみかみ体操より抜粋 (PDFファイル: 2.5MB)
山梨県福祉保健部健康長寿推進課 ニコニコ長生きやまなし体操より抜粋 (PDFファイル: 4.9MB)
韮崎市一般介護予防事業について
R6年度介護予防マップ (PDFファイル: 409.0KB)


更新日:2024年04月04日