愛育班活動について

更新日:2020年03月31日

愛育班ってなんですか?

 わたしたちは一人ひとり、いろいろな健康に対する問題を抱えています。それらを個人の健康問題として終わらせず、地域全体の健康問題として取り上げ、地域に住むみんなで協力しながら改善をしていく取り組みをおこなっている組織が「愛育班」です。
 また、みなさんの住む地域のなかで中心となり愛育班の活動をおこなう人を「愛育班員」といいます。
「こんにちは、お元気ですか?」

地域のみなさんに、声をかけることが大切な活動の一歩です

なぜ愛育班が誕生したの?

 昭和初期の時代は深刻な不況が続いていました。そのため治安が乱れ、衛生状態もひどく母子の死亡率も今とはくらべものにならないほど高かったのです。
 そんな中、昭和8年12月23日に上皇陛下がお生まれになり、翌9年の春に祝宴が開かれました。その祝宴の折、昭和天皇より内閣総理大臣に対し「わが国の児童と母性の教化・養護のために」とご沙汰を伝えられました。そのときの恩賜金をもとに「恩賜財団母子愛育会」が設立され、わが国の人たちに声をかけ、日ごろの生活の中で衛生や栄養の改善のため地域一丸となって取り組んだのです。韮崎市では、平成7年より「韮崎市愛育会」として活動しています。
 現在の愛育班活動は、母子のみではなく地域に住む赤ちゃんから高齢者までのすべての人々を対象に、健康で住みよい「まちづくり」活動をおこなっています。

愛育班はどんな活動をしているの?

地域のみなさんの要望を取り入れた活動をおこなっています。

班(町)ごとの班員会議や、愛育全国大会・各種研修会への参加

長机に置かれた椅子に女性9名が着席し、議長席の女性の話を聞いている写真
四角く並べた長机に着席して資料を見る女性たちの写真
愛育全国大会に出席した女性達の集合写真

親子ふれあい教室の様子

エプロンを着た女性が、スプーンで男の子にご飯を食べさせている写真
女性3名が、子供たちの前で絵本を読んでいる写真
カラフルな布の上に座る親子の写真

出生児・高齢者へのプレゼント訪問

帽子を被った女性が出生児を抱っこしたお母さんへプレゼントを渡している写真

健診へのお誘い、託児協力(写真は託児の様子です)  

託児所の職員が、緑色と赤色の正方形の形をしたテントの中で子供と遊んでいる写真
託児所の職員が、おもちゃを使って子供と遊んでいる写真
おもちゃで遊ぶ女の子と、託児所の職員の写真

その他にも…

  • 三世代ふれあい教室
  • 地域のみなさんへ、健康づくりのための声かけ・見守り
  • 愛育だよりの発行

などの活動をおこなっています。

愛育班の活動にご理解とご協力をお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

健康づくり課 保健指導担当

〒407-0024
山梨県韮崎市本町三丁目6番3号
電話番号:0551-23-4310
メールでのお問い合わせはこちら