愛育班活動について
愛育班ってなんですか?
わたしたちは一人ひとり、いろいろな健康に対する問題を抱えています。それらを個人の健康問題として終わらせず、地域全体の健康問題として取り上げ、地域に住むみんなで協力しながら改善をしていく取り組みをおこなっている組織が「愛育班」です。
また、みなさんの住む地域のなかで中心となり愛育班の活動をおこなう人を「愛育班員」といいます。
「こんにちは、お元気ですか?」
地域のみなさんに、声をかけることが大切な活動の一歩です
なぜ愛育班が誕生したの?
昭和初期の時代は深刻な不況が続いていました。そのため治安が乱れ、衛生状態もひどく母子の死亡率も今とはくらべものにならないほど高かったのです。
そんな中、昭和8年12月23日に上皇陛下がお生まれになり、翌9年の春に祝宴が開かれました。その祝宴の折、昭和天皇より内閣総理大臣に対し「わが国の児童と母性の教化・養護のために」とご沙汰を伝えられました。そのときの恩賜金をもとに「恩賜財団母子愛育会」が設立され、わが国の人たちに声をかけ、日ごろの生活の中で衛生や栄養の改善のため地域一丸となって取り組んだのです。韮崎市では、平成7年より「韮崎市愛育会」として活動しています。
現在の愛育班活動は、母子のみではなく地域に住む赤ちゃんから高齢者までのすべての人々を対象に、健康で住みよい「まちづくり」活動をおこなっています。
愛育班はどんな活動をしているの?
地域のみなさんの要望を取り入れた活動をおこなっています。
班(町)ごとの班員会議や、愛育全国大会・各種研修会への参加
親子ふれあい教室の様子
出生児・高齢者へのプレゼント訪問
健診へのお誘い、託児協力(写真は託児の様子です)
その他にも…
- 三世代ふれあい教室
- 地域のみなさんへ、健康づくりのための声かけ・見守り
- 愛育だよりの発行
などの活動をおこなっています。
愛育班の活動にご理解とご協力をお願いします。
更新日:2020年03月31日