救急医療体制について
救急医療の当番体制
本来の診療時間とは異なるため、限られた医療スタッフが当直で診療をします。
専門的な診療や検査が受けられないことや、他の医療機関を紹介することがありますので、ご理解ご協力をお願いします。
1.一次(初期)救急医療:急な発熱や風邪、体調不良などの症状
平日夜間・休日の急な発熱など、入院の必要がないような軽い症状については、北巨摩医師会の協力のもと、各当番診療所(在宅当番医)で救急診療を行っていましたが、令和6年5月17日より、夜間に急な病気やケガの救急診療(軽症患者)を受け入れる初期救急医療センター(山梨大学医学部附属病院内)で診療を行います。
利用の際は事前に電話連絡が必要となりますのでご注意ください。
■診療時間 18時~23時(受付は22時30分まで)
土日祝日、年末年始も診療を行います。
■診療科 内科、外科、眼科(オンコール対応)の軽症患者の診療
■所在地 中央市下河東1110 山梨県医学部附属病院
■電話番号 055-273-1122
■お問い合わせ 山梨県救急医療事業推進委員会 055-223-1483
初期救急医療センター案内 (PDFファイル: 839.6KB)
小児救急(子どもの救急医療)
お子さんの休日・夜間における急な病気に対応するため、小児救急電話相談、甲府地区小児初期救急医療センターなどの小児救急医療の提供体制がとられています。 詳しくは次のリンク先をご覧ください。
2. 二次救急医療: 入院が必要な場合や、重病と思われる場合
入院を必要とするような重篤な症状は、次の当番病院で対応します。
診療時間・当番医療施設
■平日(月曜~土曜)18時~翌日8時
韮崎市立病院 火曜、木曜
北杜市立塩川病院 金曜、第1・第3・第5水曜
北杜市立甲陽病院 月曜、第2・第4水曜
■休日(日曜・祝日)8時~翌日8時
韮崎市立病院、塩川病院、甲陽病院で交代制
当番病院は変更になることがあります。必ず最新の情報を下記へ照会してください。
- 峡北消防本部テレホンガイド: 0551-22-8181
- 山梨県救急医療情報センター: 055-224-4199(ヨイキューキュー)
- 医療情報ネット(ナビイ)
- 救急安心センターやまなし :#7119 または 055-223-1418
3. 三次救急医療: 生死が問われるような重病の場合
重症な患者の救命医療に対応するための病院です。 山梨県では県立中央病院に24時間体制の救命救急センターを設置しています。
救急車の利用について
近年、救急車の出動件数・搬送人員数はともに増えている一方で、救急車で搬送された方の半数が入院を必要としない軽傷という現状があります。
救急車や救急医療は限りある資源です。みんなで救急車を適切に利用しましょう。
ためらわず救急車を呼んでほしい症状
急な病気やケガをしたとき、救急車を呼んだほうがいいのか迷うことがあると思います。
消防庁では救急車利用のリーフレットを作成しています。
次のような症状があった場合は、迷わずに「119」番通報して救急車を要請してください。
救急車利用リーフレット(子供版) (PDFファイル: 152.1KB)
救急車利用リーフレット(成人版) (PDFファイル: 165.2KB)
救急車利用リーフレット(高齢者版) (PDFファイル: 1.6MB)
救急車を呼んでいいの? 判断に迷ったときは?
「緊急性の高い症状かどうか自分で判断できない」「救急車を呼ぶほどではないけど受診したい/相談したい」「119番に電話するのがためらわれる」というときは、インターネットですぐに相談できる下記のような手段があります。
判断に迷ったときには、ぜひご利用ください。
#7119(救急安心センター)
令和5年10月より、山梨県で#7119(救急安心センター)のサービスが開始されました。
〇 ケガや病気をしたときに、「病院に行った方が良い?」、「救急車を呼んだ方が良い?」、「応急手当をして、様子を見た方が良い?」などと迷ったときに、電話で#7119 をダイヤルすると、救急安心センターに繋がります。
〇 電話口では、医師・看護師・相談員が病気やけがの症状を把握し、緊急性や受診手段等について助言を行い、緊急性が高い症状については 119 番通報 の利用を促します。緊急性の低い症状の場合は、医療機関案内や応急手当の助言を行います。
全国版救急受診アプリ「Q助(きゅーすけ)」
当てはまる症状を画面上で選択していくと、緊急度の目安がわかり必要な対応が表示されます。
WEB版
スマホ版 ・iPhone用
全国版救急受診アプリ「Q助(きゅーすけ)」(スマホ版 iPhone用)
android用
全国版救急受診アプリ「Q助(きゅーすけ)」(スマホ版 android用)
更新日:2024年05月07日