ICTを活用した家庭学習のモデル事業の取り組みについて

更新日:2020年04月15日

    新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業に伴い、学校に登校できない児童生徒の家庭学習としては、主たる教材である教科書に基づく予習復習や学校からの学習課題を課すことにより、学習に著しい遅れが生じることのないよう対応しています。

    こうした中、国では令和5年度までとしていたGIGAスクール構想に基づく学習者用コンピュータの児童生徒1人1台の整備を、新型コロナウイルス感染症に関する政府の緊急経済対策パッケージを4月7日に打ち出し、本年度中に前倒しし、推進していくこととしてます。

    また、県教育委員会は、知事の要請を受け、準備が整った県立学校から順次オンラインでの遠隔授業などで家庭学習を支援するとの方向性を示しています。

    韮崎市では、平成28年度~30年度の3年間、少子化・人口減少に対応した活力ある学校教育推進事業を穂坂小学校・韮崎北西小学校をモデル校としてICTを活用した授業に先駆的に取り組んできました。

    このため、今後、加速化が予想されるオンラインを活用した家庭学習環境の整備に向け、穂坂小学校をモデルとして臨時休校期間を活用し、遠隔授業の試行を行い、ハード面での課題やICTを活用した授業指導方法の模索を行い、今後の市内小中学校の整備につなげるものとします。

◇対象校

       穂坂小学校   5学年(11名)

◇環境整備

         PC機器:学校所有のタブレット端末の貸出

         通信環境:各家庭のWi-Fiを使用(設備のない家庭にはモバイルルータを貸出)

◇学習方法<想定>

        同時双方向型の映像授業(例:テレビ会議システムの利用)の実施

        オンライン教材(例:文部科学省の「子供の学び応援サイト」)の活用

        プリントなどの家庭学習課題の配信、添削

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