韮崎市スポーツコミッションについて
韮崎市スポーツコミッションの取り組み

1.はじめに
韮崎市は、山梨県の北西部に位置し、甲州街道の宿場町として栄えてきました。
都心までのアクセスが良好でありながら、南アルプス、八ヶ岳、茅ヶ岳、霊峰富士といった日本の名峰に囲まれ、四季の変化に富んだ自然豊かな韮崎市は、都会に近くかつ自然に近い「ほど良い田舎」として住みやすい人口約28,000人のまちです。
スポーツの面では、日本代表の中田英寿を輩出した、古豪韮崎高校サッカー部があり、市内に芝生のサッカー場4面を持つ、 “サッカーのまち”として古くから全国に知られるとともに、J2勢でアジアチャンピョンズリーグ決勝トーナメントに初進出を果たした、ヴァンフォーレ甲府のホームタウンとして韮崎中央公園芝生広場ではプロチームの練習が間近に見学できる環境にあります。
また、日本百名山の茅ヶ岳や南アルプスの玄関口として全国から年間約4万人の登山者やハイカーが訪れ、茅ヶ岳の麓には、市営のトレイルランニングコースを備えています。
そんな韮崎市は、今、スポーツを通じて変革のときを迎えています。
来年10月には、韮崎中央公園の隣接地に、市営新体育館がリニューアルオープンします。
本市で初となるPFI事業により、旧来型の行政から民間事業者による運営に移行することとしていて、この事業の目的のために設立された会社(スポーツライフ韮崎)にはミズノ株式会社が参画しています。
令和14年には山梨県で国民スポーツ大会が開催されることも決定していて、新体育館を拠点に、まちの環境や人の流れが大きく変わり、また、活発になっていくことになります。
韮崎市はこの機会を、「まちが変わるチャンス」と捉え、スポーツを通じて、地域経済の活性化、観光客の誘致、そして、市民のウェルネスの実現につなげるビジョンを掲げ、「韮崎市スポーツコミッション」事業を推し進めています。
韮崎市民とともに、“スポーツを通じたまちづくり”に取り組んでいこうという意欲溢れる皆さんの
応募をお待ちしています。
2.韮崎市スポーツコミッションの特徴
韮崎市スポーツコミッションは、山梨県初の地域スポーツコミッションとして令和4年3月に設立しました。
市やスポーツ団体、民間企業、観光産業などが一体となり、スポーツイベント等を通じた交流人口の拡大を図るとともに、市民のスポーツ機会を充実するなど、幅広い年代の「ウェルネスの実現」に向けて活動しています。
活動の特色としては、豊富な山岳資源を活用してアウトドアスポーツイベントを開催するなど、域外からの交流人口拡大に向けた取り組みを推進しています。
本市出身プロトレイルランナー山本健一氏がプロデュースするトレイルランニングイベントには、毎年県内外から多くのご参加をいただいており、当スポーツコミッションのアウター施策の柱として定着しています。
また、官民連携の下、誰もが主役になれるゆるい運動会「ニラリンピック」の開催など、創造性のあるユニークなアウター向けイベントも開催している他、市民のウェルネス向上のための各種インナー施策にも取り組んでいます。
活動詳細は、市スポーツコミッションSNSやユニークなアウター向けイベント「二ラリンピック動画」をご覧ください。
【ありがとう韮崎市営体育館】ゆるスポーツフェスタ&マルシェ2024
韮崎市スポーツコミッション設立に関する計画書 (PDFファイル: 7.2MB)

スポーツコミション副総裁
プロトレイルランナー 山本健一氏
山梨県韮崎市出身
2008年第16回日本山岳耐久レース72km優勝
2012年グランレイドデピレネー170km優勝
2018年ウルトラツールモンテローザ170km準優勝
2023年トルデジアン330km完走
更新日:2025年01月15日