令和5年度韮崎市男女共同参画推進委員会の活動
韮崎市男女共同参画推進委員会は、平成18年4月に設置されて以来、市の男女共同参画推進のため活動してきました。韮崎市の委員会は、各町から推薦された委員25名で構成され、毎月1回の定例会のなかで「男女共同参画」に関する学習会やグループ活動を行っています。
活動テーマ「自分らしく暮らせるまちを目指して」
令和5年度は、令和5年3月に策定された「第3次韮崎市男女共同参画推進計画」の推進テーマから「自分らしく暮らせるまちを目指して」をメインテーマに活動しました。
基礎学習会
委員会の序盤の活動では、半数の委員が新任の委員ということもあり、山梨県男女共同参画推進センターぴゅあ総合の雨宮加代子氏には「男女共同参画」について、NPO法人エンパワメントアフロッキー代表理事の望月理子氏には「自分らしく暮らせるまちを目指して」について、学習会を行っていただきました。
グループ活動
「働き方」「暮らし」「多様性」の3つのグループに分かれて活動を行いました。
働き方グループ ~誰もが働きたくなる韮崎市~
市内事業所で取り組んでいる育休等に関する制度や福利厚生・社内制度について調査し、「市内企業が取り組んでいるすてき」としてまとめたリーフレットを作成しました。
前年度、冊子を作成し事業所に配布したところ、「福利厚生・社内制度の参考になった」、「情報提供があると有難い」、「すでに実施している」という感想が多数あった一方、「充実させるためには経済的な支援や他の団体との情報交換ができる場所が必要」という意見があったことから、市内事業所の良いところを発信するためにリーフレットを作成しました。
暮らしグループ ~家庭における家事の役割分担について~
現在は、昔と比較すると共働き家庭が増加し、特定の人物のみが家事や子育てを担うことが困難な状況にあります。家事の役割について家族全員で協力しながら生活するためには何が必要か考えてみました。
すべての人が家事とは面倒なものであるというマイナスイメージを払しょくするためには、まずは、「家事は難しくない」ことを理解することが必要です。家事教室や料理教室の実施は、そのきっかけ作りとして非常に有用であり、家事に対してのハードルを下げることができます。写真は、活動の一環として、料理教室を行った際の様子です。
多様性グループ ~誰もが安心して住みやすい韮崎市の実現~
「パートナーシップ制度の導入において、市民への啓発をどのようにすすめるか」を主題として話し合いを行う中で、制度の周知に限らず、多様性を認め合う地域社会になることが目指す姿だと考え、テーマを「誰もが安心して住みやすい韮崎市」として、現状認識および原因・課題の調査、研究を行いました。
無意識な思い込みや、偏見、先入観などは、「知らない」ことが原因となっていることが多いため、多様性を「認め合い・知り・気づきあう」ことを学校・自治会・企業・行政などがあらゆる人に浸透させるための継続的な活動が必要となります。これらの効果的な活動について、次のとおりまとめました。
市長への提言
令和6年3月28日に委員会の一年間の活動報告と提言を市長へ提出しました。
市長に男女共同参画全体に関わる提言と、各グループからの提言を行いました。
来年度も引き続き、だれもが自分らしく暮らせる社会の実現のために男女共同参画を推進してまいります。
令和5年度男女共同参画推進委員
市長に提言書を提出する委員長
この記事に関するお問い合わせ先
財務政策課 政策調整担当
〒407-8501
山梨県韮崎市水神一丁目3番1号
電話番号:0551-45-9223
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更新日:2024年05月15日