地震対策について

更新日:2020年03月31日

地震について、自分の住む地域の特性を知りましょう

山梨県は、東海地震などの大地震の発生により大きな被害を受ける可能性が高い地域です。
日頃から自分たちの住んでいる地域の特性について情報収集をし、いざという時に備えた減災対策を進めることが大切です。

地震防災マップについて

韮崎市では、地震が発生した場合に考えられる各地域の震度を示した「揺れやすさマップ」、地域ごとの建物被害の危険性を示した「地域の危険度マップ」を作成しています。
自宅周辺や通勤・通学路等の「揺れ」や「建物被害の危険性」を確認し、地震への備えを行うために「地震防災マップ」をお使いください。

地震について、家族と一緒に家庭の対策を立てましょう

阪神・淡路大震災では、犠牲者の8割以上は、住宅の倒壊による圧死、窒息死が原因でした。
木造家屋が倒壊し、家屋の下敷きになって即死、特に1階で就寝中に圧死した人が多くいたことから、
大規模地震への備えとして、住宅の耐震化や家具の転倒防止などの取り組みが必須となっています。

木造家屋の倒壊写真

液状化危険度マップについて

平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、首都圏においても液状化現象が発生し、住宅や道路、ライフライン等に大きな被害を及ぼしました。
発生の切迫性が指摘されている東海地震においても、山梨県に大きな被害を及ぼす事が想定されています。
平成15~17年度に山梨県が実施した東海地震の被害想定調査では、甲府盆地や富士川流域を中心に液状化現象の発生が想定されています。
液状化による被害を軽減するためには、市民の皆様が、液状化のしくみや危険性を正しく理解し、地盤の状況や施設の特性に応じた対策を行なっていくことが重要となります。
そのためには、まず液状化の可能性の高いと想定される地域を市民の皆様に認識していただ必要があります。
山梨県では平成25年3月に「東海地震による液状化危険度マップ」を作成しました。

液状化危険度マップとは、“液状化の起りやすさ”を予測したものです。「活用における注意事項」、「液状化のしくみ」、「液状化による被害の軽減」などの事項については、山梨県 東海地震による液状化危険度マップ資料(PDF:1.1MB)を御覧ください。

住宅の耐震化

韮崎市は、東海地震の地震防災対策強化地域に指定されており、古い木造住宅は倒壊する危険が予想されます。
そこで、住宅の耐震性について認識を深めていだだき耐震化が促進されるよう、市では各種事業を行っています。

各家庭における地震対策

自宅の安全性を高めるよう、「大地震では、家具は必ず倒れるもの」と考えて、家具の固定や向き・配置の見直しや、寝室にはできるだけ物を置かないようにするなど、自宅で長時間過ごす場所には「安全空間」をつくるようにしましょう。

家具の転倒防止対策

※「消防庁」のページへのリンク

「感震ブレーカー」を設置しましょう

 大規模地震の時に発生する火災の半数以上は、電気が原因です。
 感震ブレーカーは、強い揺れを感知すると自動的に電気を止め、停電が復旧した際に発生する恐れのある電気製品からの出荷を防ぐ効果があります。
 家族と地域の安全のため、感震ブレーカーを設置しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 危機管理担当

〒407-8501
山梨県韮崎市水神一丁目3番1号
電話番号:0551-22-1111 (内線339・399)
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